2025年3月27日木曜日

Page13              豆腐バーニャカウダ✖トゥスピャ酒

 



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今日の献立

豆腐バーニャカウダ

・間引きカブ

・ケール

・間引いた中国ダイコン

・茎ブロッコリー

・ブラウンマッシュルーム

宮古産ヒハツの自家製果実酒

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昼から飲ってしまおうの巻になってしまった3月のとある休日

野菜の役者たちはそろったのだけれど

これをどう料理するのがベストかを熟考する

畑から我が家に連れて来られて30分以内の野菜たち

せっせと洗いながら思いついた

~バーニャカウダにしよう~


360℃にきれいに並べられた野菜たちはかわいい

容赦なく火にかけるのだけれどね





高温サウナで整っためんこい野菜たち

それらを引き立てるソースを作ろう

アンチョビがないという致命的なキッチンの在庫状況

あるもので知恵を絞る創作作業は嫌いじゃない

木綿豆腐とニンニクペースト、塩コショウとオリーブオイル

火にかけながら滑らかになるまで混ぜ合わせる

アンチョビのパンチがない代わりに、マイルドな豆腐が個性を出している

知っているソースとは違うけれどこれはこれでいい




それでは本日の役者陣をご紹介

間引きカブとケール

こちらは同じ畑の畝違い、ご近所さん同士です




間引いた中国ダイコン

こちらの留学生たちは同じ畝、共同生活をしていました




集合住宅住居者の茎ブロッコリー

その中の精鋭が今晩の酒の肴に選ばれました




異色の演者、ブラウンマッシュルーム

西洋顔、強面色黒の個性派役者です




そして今宵の演目の主役

華やかなワンドリンクをご紹介

島育ちの可憐な女優がこちらです





宮古島のトゥピシャ(八重山ヒハツ)を泡盛に漬け込んだ果実酒

こちらはロックでいただきます

大女優のようなずっしりとした安定的な果実味

王道のレモンやライムとは深みが違う

まさにベテランの味わいです

島の果実が島のお酒で引き立たないわけがない

その土地の風土が土地の名産を生む理由

よく考えたらごく自然なこと


土の時代が終わったというが

食物を食すことにおいて土を感じずにはいられない

風の時代を向かえたようだ

だからこそ、風と土が言いたいことは

「風土」の大切さかもしれないな








2025年3月5日水曜日

Page12              なめこの卵とじ/トウミョウ炒め/豚小間生姜焼き/ハリハリ漬け✖金宮サワー

 



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今日の献立

トロトロなめこの卵とじ

どっかの中華屋のトウミョウ炒め

豚小間肉の生姜焼き

自家製ハリハリ漬け

金宮サワー

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今日はなめこの消費優先です

お味噌汁に入れる具材TOP10には入る奴

なのに冷蔵庫の中で忘れ去られていることに気づいたのは今朝

連日早寝を心掛けていたために、〆の味噌汁を作るタイミングがなかった

今日はあいにく一緒に入れたい豆腐を持ち合わせておらず

別の料理へと変身させるしかない

~完全創作料理を決行しよう~

油少なめで、溶き卵とぬめりを取ったなめこを炒める

すぐさま合わせた調味料を入れて煮びたし状態に

めんつゆ・水・砂糖と塩少々

蓋をして完成間近で彩り要員のカイワレを

このカイワレ、見た目だけじゃなく味のいいアクセントにもなるはず






トウミョウは再生させる前提でカット

水を張ったタッパーに根っこの塊を入れときます

そちらはまたのお楽しみ

ニンニクは多めがいい

あえて存在感を残すために、みじん切りではなく薄くスライス

鷹の爪もお忘れなく

油多めのフライパンにニンニクを入れて香りを出す

トウミョウ入れてから塩を回し入れるまで、モタモタはあるまじき行為

油でテカったトウミョウを確認したくらいで塩と鷹の爪をイン

軽くフライパンを振ってしんなりするちょっと手前で消火

気持ちしんなりが足りないので、余熱でトウミョウの柔軟体操

後はモタモタせずにお皿に盛り付けましょう






豚小間は、脂多めのものを選んでジューシーに

おつまみサイズに切るひと手間がお酒をさらに美味しくするよ

洗い物を減らすため、トレーの上でお酒でもむ

タマネギもなるべくに細めにカットがいい

そしたらお肉と一緒にもみ込む

程よい脂の量で、くっつきあっている肉をほぐしながら炒めていく

この作業、モタモタしていると火の通りにばらつきが出ちゃうから大変

味付けは砂糖と塩、最後に醤油で決まり

ショウガは最後に入れてフレッシュな感じにしてみよう

追いスパイスのコショウでさらに大人味に








箸休めのハリハリ漬けは自家製

黒糖多めで甘辛くしたけど、意外とおつまみになることが分かった

頭の中のレシピは2度目も完コピというわけにはいかないのだけれど








多様性に満ちた今日の献立には

シンプルなお酒にしようと思う

金宮焼酎を炭酸で割るだけのプレーンサワー




このラベルの配色が好きな人集まれ

色の組み合わせでワクワクする不思議

昔のファンタの缶とかね

スイスイ飲めちゃう危険な甲類焼酎

何味にでも混ざり合うことができる万能な奴




上手に生きるためには

そういう人になるべきだろうか