◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今日の献立
豆腐バーニャカウダ
・間引きカブ
・ケール
・間引いた中国ダイコン
・茎ブロッコリー
・ブラウンマッシュルーム
宮古産ヒハツの自家製果実酒
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
昼から飲ってしまおうの巻になってしまった3月のとある休日
野菜の役者たちはそろったのだけれど
これをどう料理するのがベストかを熟考する
畑から我が家に連れて来られて30分以内の野菜たち
せっせと洗いながら思いついた
~バーニャカウダにしよう~
360℃にきれいに並べられた野菜たちはかわいい
容赦なく火にかけるのだけれどね
高温サウナで整っためんこい野菜たち
それらを引き立てるソースを作ろう
アンチョビがないという致命的なキッチンの在庫状況
あるもので知恵を絞る創作作業は嫌いじゃない
木綿豆腐とニンニクペースト、塩コショウとオリーブオイル
火にかけながら滑らかになるまで混ぜ合わせる
アンチョビのパンチがない代わりに、マイルドな豆腐が個性を出している
知っているソースとは違うけれどこれはこれでいい
それでは本日の役者陣をご紹介
間引きカブとケール
こちらは同じ畑の畝違い、ご近所さん同士です
間引いた中国ダイコン
こちらの留学生たちは同じ畝、共同生活をしていました
集合住宅住居者の茎ブロッコリー
その中の精鋭が今晩の酒の肴に選ばれました
異色の演者、ブラウンマッシュルーム
西洋顔、強面色黒の個性派役者です
そして今宵の演目の主役
華やかなワンドリンクをご紹介
島育ちの可憐な女優がこちらです
宮古島のトゥピシャ(八重山ヒハツ)を泡盛に漬け込んだ果実酒
こちらはロックでいただきます
大女優のようなずっしりとした安定的な果実味
王道のレモンやライムとは深みが違う
まさにベテランの味わいです
島の果実が島のお酒で引き立たないわけがない
その土地の風土が土地の名産を生む理由
よく考えたらごく自然なこと
土の時代が終わったというが
食物を食すことにおいて土を感じずにはいられない
風の時代を向かえたようだ
だからこそ、風と土が言いたいことは
「風土」の大切さかもしれないな