2025年6月26日木曜日

Page22               油揚げとミズナのサラダ/キムチで和えたトマト/ダイコンと豚小間炒め✖陸ハイボール

  

 



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今日の献立

カリカリ油揚げとミズナのサラダ

2色のトマトのキムチ和え

葉まで使ったダイコンと豚小間肉の油炒め

のハイボール

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腹が減っては戦が出来ない

それでもご褒美にありつくまでは小腹を満たすことはしない

だから空腹でもキッチンで戦いに挑む

今日も、徒競走のメロディーが頭の中で流れ出した



油揚げをフライパンで両面こんがりとさせる

同時進行でミズナを洗い水気を切る

口に運びやすい大きさにカットされたミズナが待つボウル

そこへカリッといい音でカットされた油揚げも入れる

のはずが、いい音がしないから追い焼きした

ちょっとロスタイムになってしまった

味付けはゴマ油とめんつゆかな

最後にゴマをパラリ







水洗いした赤と黄色のミニトマト

これをどう創作しようかな

カットしながら考える

さっきのロスを取り戻すには手を止めてはいけません

このままだとシンプルにオリーブオイルと塩になりそうだ

冷蔵庫の中には何があったかな

キムチがあったじゃないか

よし、キムチとトマトが色被りするけど良しとしよう

少しだけオリーブオイルを垂らしてみた






最後は噛み応え食べ応えのある組み合わせのひと皿

天日干しした皮ごとのダイコンとその葉っぱ

ポリポリ食感を何度も味わいたいから小さめに切ろう

豚小間肉も大きさを合わせる

1分1秒を争う戦いではあるけれど

香ばしく仕上げるためには焼き目をつける必要がある

そこはこだわりたい

焼き色を確認しながら合わせ調味料づくり

手は止めないよ

きび砂糖と醤油、みりんを混ぜたら一気に回し入れる

ジュワーッといい音と香りが広がったら、火を止めて完成です






今夜のご褒美は大好きな陸

そしてもちろん飲み方も大好きなハイボールで




陸の最大の特徴は何といっても『ノンチルフィルタード製法』

冷却ろ過をしないことで、香味成分がほとんど逃げないのだそう

また、富士御殿場蒸留所の環境が素晴らしい味と香りを生み出している

『クリーン&エステリー』という言葉で表現されたその特徴は

日本の風土や食文化との調和を目指している

まさにその通り、なバランスの良さだ



調和を取るのはとても難しい

様々なモノであふれかえっているからこその難しさがある

選択肢がたくさんあることが良いとは限らないこともあるんじゃないかな

シンプルであることも大切にしたい

本質を見失わないためにも

お酒も人生も選択次第で味わいの深みが変わる

そうやってじっくり味わって年を重ねていきたい












2025年6月13日金曜日

Page21               豚キムチサラダ/ソラマメとチーズのおつまみ✖ホワイトホースハイボール

 

 



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今日の献立

キムチとマヨネーズで冷しゃぶアレンジ版

自家製ソラマメとチーズのおつまみ小皿

ホワイトホースのハイボール

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肉と野菜が食べたい

けれど焼肉ではない

油少なめのパンチを効かせたパワフルな一皿にしてみよう

しゃぶしゃぶしたお肉はざるの上で粗熱を取る

今から寝床をセッティングするのでちょいとお待ちを

アントシアニン豊富で見た目が楽しい赤軸ミズナ

ポリフェノールに抗酸化作用を期待してザクザクカット

ついでにダイコンもミズナの歯ごたえに合わせた大きさに切ります

クールダウンで整った豚肉を豪快に野菜の上へ

掛け布団はキムチとマヨネーズを

これでしっとり整いました






ソラマメを鞘ごと鍋で茹でている間に

冷蔵庫にあった食べかけチーズをさいのめにカット

大きさにばらつきがあるのはご愛嬌です

鞘の寝袋から起こされた豆粒さんおはよう

こちらの大きさのばらつきだってご愛嬌

小さいものはそのまま口の中へ

チーズの塩味とピンクペッパーとオリーブオイルで味がまとまる

ついでに粗挽きしたブラックペッパーもかけてしまおう

簡単だけど見た目が可愛い

まさに愛嬌のある一皿になりました






今日のお酒はホワイトホース

日本で1番売れているブレンデッドスコッチウイスキーをハイボールでいただきます




名前の由来に出てくる乗合馬車に揺られながら飲むのを想像する

酔いの回り方は3割増しくらいかな

これが本当の乗り物酔い

なんて考えていたらソファの上でも酔いは増してきました



2025年5月29日木曜日

Page20               ボロニアソーセージ/ニンジンとトマトのマリネ/ゆかりワカメ✖パッションフルーツサワー

 

 



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今日の献立

ブロッコリー布団の上の大多摩ハムのボロニアソーセージ

葉つきニンジンとカラフルトマトのマリネ

ゆかりで和えた気仙沼産ワカメ

パッションフルーツの金宮サワー

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休日、電車で尋ねたとある地域にハムの工場があった

これはもう、ちょっと寄ってみるしかない

直売だから規格外が特価で用意されていた

数種類購入して、今日はどれにしようかと帰宅した

一番ずっしり重い塊にしましょう

火を通しても美味しいらしいけれど、あえてそのままで食らう

自家製茎ブロッコリーを茹でながら丁寧にスライス

ブロッコリー布団ができたお皿にきれいに並べなくては

食材のコントラストが素晴らしいベッドメイキングが整った

~箸を入れるまでお休みくださいませ~








葉つきニンジンとカラフルなトマトをマリネしていた

今日は彩勝負になってきている流れだな

マリネを小皿に盛り付けまして

ピンクペッパーでさらに彩の応酬

~いいんです、私のブログは彩の打ち合いですから~








最後の彩はちょいと地味め

でも歯ごたえは負け知らず

気仙沼産生ワカメを塩抜きしていたので食べやすい大きさにカット

去年の梅仕事の副産物を取り入れるとするか

自家製ゆかりと少しのお酢で和えてみた

酸っぱい✖コクのマリアージュ発動

~ゴマ油を垂らしてしまうのはお許しください、飲兵衛ですから~







今宵のお酒は正直何でもよい気がする

じゃあ、普段そんなに飲むことが出来ないものを作ってみる?

冷凍していたパッションフルーツを取り出して

解凍する必要はないよね、サワーにするんだから





スプーンでこそぎ取ってグラスに入れたら氷いらず

安定の金宮焼酎を注ぐだけ



パッションという言葉がどうも苦手だ

暑苦しい

熱々の鉄板みたいな状態って、コンディション的にどうなんだろうと思う

オーバーヒートはしたくない



「情熱」「激情」という意味のほかに

宗教的な意味合いとしては「受難」とも捉えらるらしい

苦しんだり許したりする感情のようだけれど

それならなおさら受け入れがたいワード

でも、表裏一体という言葉を持ち出してみれば

「情熱」も「激情」も「受難」も同じ線上で発生する感情なのかな

苦手な概念だけれど興味はある

それって、自分に足りていない部分なのかもしれない

それを受け入れるまでに後どれほどの時間が必要か

それは知りたくても知ることが出来そうもないから

正直どうでもいい話


















 












2025年5月23日金曜日

Page19               豚しゃぶサラダ/フレッシュトマトサラダ/小松菜のゴマ和え✖翠ジンソーダ

 

 



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今日の献立

ネギだく豚しゃぶサラダ

エシャレットだれトマトサラダ

コマツナの黒ゴマ和え

翠ジンソーダ缶

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新鮮な野菜が手に入った時に限って急な外食だったりする

使うタイミングを逃していた野菜

東京野菜のワケネギ『東京小町』がしおれかけていた

朝に冷蔵庫を確認していたから、帰りの電車でワケネギの活用を考える

~そうだ、冷しゃぶにしよう~

冷しゃぶ用の薄切り豚肉パックを1パック

沸かしたお湯でしゃぶしゃぶしていく

冷水に浸すやり方をしていた時期もあったけれど

最近は自然に冷ます方法で調理する方に落ち着いた

ネギは粗目に切って塩とゴマ油で混ぜ合わせとく

もともと辛味の少ないネギだけれど

塩とゴマ油の力でマイルドに仕上げていこう






フレッシュトマトもフレッシュの名前が汚れぬうちに頂く

赤と黄色のミディトマトを半分にカット

そこに常備してあった特製エシャレットソースをかけるだけ

刻んだエシャレットをオリーブオイルと塩で瓶漬けしたものがこのソース

今日は油の風味が大活躍するようだ






最後は油なしのさっぱり系

コマツナを茹でて食べやすい大きさにカット

擂られてる方の黒ゴマとめんつゆで和えるだけ

ちょっとだけキビ砂糖を入れて甘さをプラスしよう






今日のお酒は翠ジンソーダ

どんな料理にも合うけれど

スッキリしているから、油が香る今日の献立には特にぴったりだ

氷はケチるべからず




翠ジンの特徴と言えば3つの和素材

柚子・緑茶・生姜

そりゃ、食事に合わないわけがないよね


小さいころから「翠」という字が好きだった

鳥のカワセミ

宝石の翡翠

そこらへんが当てはまる色らしい


思春期に『天ない』の翠ちゃんに憧れた

正確に言えば天使のような女の子になりたかったのかな

でも、翠ちゃんがそうではないと言ったように

今となっては天使ほど悪魔的なものはないと思う

これだから人生は複雑で面白い

あの頃の自分が感じられなかった感覚がある今が一番

複雑で面白いのかもしれない












2025年5月12日月曜日

Page18               砂肝コンフィ/チーズピンチョス✖ECHIGO赤ワイン

 

 



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今日の献立

砂肝とアスパラのコンフィ

ハイ、チーズ!ピンチョス

雪室貯蔵ワイン 雪季(せっき) 赤

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ちょっと前に購入していた上品なサイズの越後ワイン

今日はそれに合わせるために、お肉専門店で仕込まれたコンフィを手に入れた

市場でひときわオシャレな佇まいのお肉屋さんに気持ちが高まり

本当はパテやハンバーグなんかにも目移りしちゃったけど

今日のところは我慢我慢

コンフィのアレンジは細めのアスパラで

オリーブオイルも追加して更にコンフィする

たっぷりのブラックペッパーもお忘れなく






商品のネーミングはとても重要だ

名前を聞いただけでそれが何かが分かることが最優先

あとはユニークさが求められることもある

そのどちらもいいバランスで即購入したおつまみパウチ

ハイ、チーズ!ピンチョス~

日本で写真を撮るときに言うあのフレーズ

1960年代のCMがきっかけなんだって

パウチからお皿に盛るだけ

野菜室にあったアイコを3粒そえたことで

楊枝で刺していなくてもピンチョス感が増した







さて、脚と底のないワイングラス(普通のグラス)で飲むとしよう

形式にこだわるよりグラスの安定性を重要視しちゃう家飲み

やっぱり最高じゃないか

グラスによって香り方が違うだとかそういうのは、外で楽しめばいいタイプです




新潟県魚沼市の地域性を活用した赤ワイン

冬に降った雪を貯蔵庫に250トン貯め、雪と融雪水の冷気で低温に保ち貯蔵するそう

飲み口は奇をてらうことなく飲みやすい

ザ・日本のワインという感じ

雪が育む、雪が守る、雪が醸すのキャッチコピーも日本らしさが出ている


文明が進みAIが人間知能を超えたとしても

先人の知恵はそれを超越していると思う

造られた知能と創り繋いだ知恵

どちらも融合している今の時代がとても貴重に思えてきた

コンフィだってフランス発祥の保存食

フランスと越後

風土は違えど保存に知恵を絞っていた大昔

これから生き抜くために優先すべきは知能と知恵

どちらなのかと決めつけることはしないでおこう










2025年5月2日金曜日

Page17              山クラゲの炒め物/おからハンバーグ/ナムル✖ジョニーウォーカーでハイボール

  


 



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今日の献立

珍味山クラゲの油炒め

チーズ㏌おからハンバーグ

ホウレンソウとニンジンのナムル

ジョニーウォーカー(ブラックルビー)ハイボール

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お土産で山クラゲを頂いた

キクラゲではなく山クラゲ

もはやクラゲではないけれど、むしろクラゲを食べることってあまりない気がする

だから山クラゲは珍味なんだろうか

今日は山クラゲという新種の食べ物を味わう気持ちで挑もうと思う

ステムレタスという茎レタスの仲間で中国が原産の野菜

乾燥されたそれを水で戻し調理する

食べると決めていたから朝から水に浸けていた自分、偉い

調理の方はというと鷹の爪とゴマ油で炒めるだけ

味付けも塩少々と醤油の失敗しない調味料で

簡単調理です

水で戻す時間を入れたら調理時間10時間以上だけれどね







そうそう、おからも解凍していた

偉い自分!

鶏ひき肉とおからをこねてスパイスなんかも入れてみる

淡白な味だから、チーズも包んでみちゃおうっと

あとは油を引いたフライパンで焼くだけ

彩り野菜を添えることもお忘れなく






箸休め的な位置づけになりがちなナムル

箸休めは何回あったっていいのさってことにして

おかわりできるくらい量産しましょう

ホウレンソウとニンジンはレンチンで加熱調理

栄養をなるべく消失したくないから水っぽくたっていい

絞らずにゴマ油とめんつゆで味付けて

振りかけたかったゴマが在庫切れでした

明日買います






今日のお酒は変化球

おなじみジョニーウォーカーの新作

ブラックルビーをハイボールで




飲んでいると甘いものが欲しくなる

赤ワイン・シェリー・バーボンの熟成樽をブレンドした作品

複雑で奥深い味わいが特徴

ウイスキー通にはちょっと邪道かもしれないのだけれど

お酒のジャンルを取っ払ったら、見方によっては新種のお酒

だからか、山クラゲと意外と合うのは

新種には新種をの定義をつくった



ジョニーウォーカーのシンボルでもあるストライディングマン(歩く男)

未来を歩く男なんだって

その当時は未来を歩くイメージだったのかもしれないけれど

現在ではどうなんだろう

タイムマシーンで現在に時間旅行している、昔の男性に見えるのは私だけかな

きっと酒場を放浪している途中




2025年4月5日土曜日

Page15               2色野菜の肉巻き/エリンギとコマツナの油炒め✖宝焼酎サワー

 


 



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今日の献立

アスパラとニンジンの肉巻き

エリンギがホタテに感じるはずのコマツナ炒め

プレーンサワー

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昼にYouTubeでみた肉巻きを作ると決めていた

肉がなければお話になりません

甘辛の味付けにする予定だから

お酒はとにかくスッキリがいい

両者を買って急いで帰宅

丁寧な巻き作業を要する今夜は、1分1秒たりとも無駄にはできない

~ Time is money ~


なるべく同じ長さにカットされたアスパラとニンジン

あらかじめレンジで火を通しておくよ

薄切りのお肉は途中でちぎれてしまわないように慎重にはがす

そして2種の野菜をくるくる

ひと巻きに2枚のお肉を使います

巻き終わりを下にして火にかける

甘辛照り照りの焼きにしたいから

味付けは砂糖・醤油・みりんで

焼けたら半分に切るから、結局ひとつお肉1枚分です





エリンギを輪切りにしていく

傘のところは四つ切くらいかな

3~4センチくらいに切ったコマツナも用意して

ショウガ、鷹の爪と多めの油で炒めていきます

あらかじめほぐしてお湯に浸していたホタテの貝柱を投入

お湯ごと投入してすこしだけコマツナをくたっとさせる

具材がホタテの出汁を吸っていい感じ

目を閉じて食べればエリンギがホタテに化けてくれるかも





今日の献立を流し込むお酒を用意しよう

甲類焼酎の王道、宝焼酎を炭酸で割って

他には何も入れないけれど

唯一のこだわり、炭酸は強炭酸で





複雑に味わい深いお酒もいいけれど

スッキリとしたこう言うお酒が結局は一番安心する

~Simple is best~

飲み過ぎには注意だね


エリンギがホタテに化けたかどうかはさておき

今日の肉巻きは、味も見た目も上出来だったと思う

お酒はシンプル

料理の味付けはちょっと工夫

そんな調和が何事においても大切


これで今日も1日ハナマル









 



  








Page16              チキンとノラボウナ炒め/ワサビナとハムのサラダ✖ハートランドビール

  


 



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今日の献立

ハニーマスタードチキンとノラボウナ炒め

ワサビナとハムのピリ辛サラダ

ハートランドビール

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喉がイガイガするのは黄砂のせいだろうか

~砂の数よりいる優しい旅人~

なんてどうでもいい

あのメロディーは好きだけれど、そもそも黄砂なんて大嫌いだから

それより、旅人じゃなくて我が喉を潤す砂漠のオアシスを求めよう


お酒もそうだけど、おつまみにも潤いを求める

今は乾き物の出番ではないのよね

昨日仕込んでいたジッパー袋のチキンよこんにちは

いい感じにジューシーになっている予感

地元の地物野菜を野菜室から取り出し

地産地消に誇らしげに酔いしれる

完成予想図を思い浮かべたら、黄色の彩りが欲しい

チキンと冷蔵庫で寝かされたマスタードは、もはや黄色ではないのだ

~未来予想図は思った通りに叶えられる~

ものではない

ほら、現実に戻って卵を茹でよう

黄身の黄色は彩りの優等生

手早くチキンとノラボウナを炒めてお皿に盛ったら

南か北、どちらでもない半球に切ったゆで卵を真ん中に

もう半球はお腹にイリュージョンだ







初めてワサビナを食べた時、安易なネーミングだなと思った

でも、それ以外の名前が思いつかない

よーし

潔い名前の野菜は潔く両手でちぎることにしよう

ハムを1枚ずつはがす作業

本日1番慎重に行います

慎重にカットした後の豪快な和える作業

ちぎりワサビナと一緒に塩とオリーブオイルで

ワサビナのスパイシーはあるのに、どうしてもコショウは振りたい





今日は栓抜きが必要なお酒

プシューっと自分もガス抜きが必要な時もある

今日はそんな日なのかもしれない



スッキリとしたいときの定番、ハートランドビール

時代が変わっても、ビールもかわっても

変わらないことに恐れなかったHEARTLAND


HEART(心)とLAND(大地)は変わらなくてもいい

普遍的なふたつが作り手の思いとして商品化されているから

不変でもずっと定番でいられるのだと思う


変化を恐れることに否定的な人がいてもいい

けれど不変を貫くことの方が、潔く思うこともある

大事なのは変化を受け入れることにも準備しておくこと

それが違うのなら変わる必要はない


飲み進めながらドリカムのメロディーが頭をめぐる

ドリカムって『Drink come on!』

なんじゃないかな

そんな風に自分都合に変換したって、誰にも迷惑はかからない

お後がよろしいいようですね




















2025年4月2日水曜日

Page14              彩り野菜サラダ/ゆで卵のミツバ和え/鮭ハラス✖ジンソーダ缶


 



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今日の献立

彩り重視で目で楽しむリーフサラダ

ゆで卵とミツバの梅風味

佐藤水産の鮭ハラス(ホットスモーク)

THE HERBALIST YASO ジンソーダ

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職場で育てているネモフィラの開花を見つけた

インシグニスブルー ~素晴らしい青色~


今日はきれいな色で晩酌を楽しみたい

大体の感覚で野菜を買い揃え

足りない色はお皿で補足すればいい



ベビーリーフは冷水につけてみずみずしさを引き出す

紫が欲しかったから買ってきたスプラウト

ふーん、あなたレッドキャベツのスプラウトなのね

彩りで選んだから何スプラウトか認識していなかった

適当に選んだわけじゃないけど、なんかごめんなさい





卵はどう調理してもたいていは美味しい

だからこそ味付け次第でお店級にもなる、ただのゆで卵でも

しかし、旨い塩では芸がない

食材消費のために何を使うか・・・・

そんな惰性が時に奇跡を起こす

~そうだ、自家製梅干しに味付けをたくそう~





去年の梅干しは失敗作だった

皮は固いし実はジュージーさに欠ける

味は悪くないから刻んで梅汁も少々足してみる

ここにジュージーを補うようにゴマ油を垂らしてみよう

彩りで茹でた三つ葉と香りのゴマを使って

4等分したゆで卵がなるべく崩れないようさっくり和える

梅とゴマ油のマリアージュはリピート確定だ





あとはお酒に合う味の濃いものを用意します

濃い味は赤ちゃんの一口サイズくらいにカットするのが丁度良い

酒飲みの流儀です

開き魚を燻製したハラスを流儀通りの大きさに

食材の色を茶色に染めてしまうのが燻製の欠点だな

色補足で水色のお皿に並べてみる







今宵のお酒はスッキリとジンソーダ

上越の野草酵素の研究で生成された副産物をジンソーダにしたそーだ

無駄にしない精神と無添加へのこだわりがしっかり伝わる風味です

余計なものはいらないよってデザインの缶

作り手の思いは味そのものにとどまらず器にまで表わされる

このひと缶から企業の姿勢を学ばせていただきました





偶然の副産物かもしれないけれど

視点を変えたらちょっと違うかもしれない

それこそが初めから決まっていた生み出されるものかもしれなくて

順番が違っただけ

副産物という名の最高傑作


日々何かに失敗したって副産物があるよ

我が家の梅干しと梅汁みたいに














2025年3月27日木曜日

Page13              豆腐バーニャカウダ✖トゥスピャ酒

 



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今日の献立

豆腐バーニャカウダ

・間引きカブ

・ケール

・間引いた中国ダイコン

・茎ブロッコリー

・ブラウンマッシュルーム

宮古産ヒハツの自家製果実酒

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昼から飲ってしまおうの巻になってしまった3月のとある休日

野菜の役者たちはそろったのだけれど

これをどう料理するのがベストかを熟考する

畑から我が家に連れて来られて30分以内の野菜たち

せっせと洗いながら思いついた

~バーニャカウダにしよう~


360℃にきれいに並べられた野菜たちはかわいい

容赦なく火にかけるのだけれどね





高温サウナで整っためんこい野菜たち

それらを引き立てるソースを作ろう

アンチョビがないという致命的なキッチンの在庫状況

あるもので知恵を絞る創作作業は嫌いじゃない

木綿豆腐とニンニクペースト、塩コショウとオリーブオイル

火にかけながら滑らかになるまで混ぜ合わせる

アンチョビのパンチがない代わりに、マイルドな豆腐が個性を出している

知っているソースとは違うけれどこれはこれでいい




それでは本日の役者陣をご紹介

間引きカブとケール

こちらは同じ畑の畝違い、ご近所さん同士です




間引いた中国ダイコン

こちらの留学生たちは同じ畝、共同生活をしていました




集合住宅住居者の茎ブロッコリー

その中の精鋭が今晩の酒の肴に選ばれました




異色の演者、ブラウンマッシュルーム

西洋顔、強面色黒の個性派役者です




そして今宵の演目の主役

華やかなワンドリンクをご紹介

島育ちの可憐な女優がこちらです





宮古島のトゥピシャ(八重山ヒハツ)を泡盛に漬け込んだ果実酒

こちらはロックでいただきます

大女優のようなずっしりとした安定的な果実味

王道のレモンやライムとは深みが違う

まさにベテランの味わいです

島の果実が島のお酒で引き立たないわけがない

その土地の風土が土地の名産を生む理由

よく考えたらごく自然なこと


土の時代が終わったというが

食物を食すことにおいて土を感じずにはいられない

風の時代を向かえたようだ

だからこそ、風と土が言いたいことは

「風土」の大切さかもしれないな